職場ではいろんな世代や色んな背景の人がいてその人達に理解してもらえるように物事を伝えるのは難しいと感じます。
それと同時に相手が今何を言わんとしているのかを理解することもまた難しいと思うのです。
そこで最近、私は次の事を信条にしています。
「信じるな!」
「疑うな!」
「確認しろ(自分で)!」のこの三つです。
赤い色といっても、そもそも私の頭に描く赤い色と、目の前にいる人の頭に浮かぶ赤い色は違うという事に最近になって気が付きました。この私の気づきに「何を言っているんだ!そんな事当たり前じゃないか!」と思われる方も多いと思います。
でも私は空の青さも、海の色も人は皆同じに見えているものだという思考の錯覚ををしていました。
私は、人に話をするときに相手の背景や視線、立場など考えることもなく自分本意の価値観や物の味方で物事を話そして伝えようとしていました、、、いえ、伝えようともしていなかったのかもしれません。
若い時、特に学生時代は周りは同じ世代でツーとお云えばカーとばかりに全てを言わなくてもお互いに通じわかり合っていたように思います。
社会人である今は育った背景も時代も価値観など何もかも違う人たちの中では学生時代のようには行きません。
仕事が終わりました。といっても私の終わったと目の前の人の終わったでは違うかもしれません、なので自分の価値観・思考にとらわれることなく、相手の話を聞き、疑うことも、信じることもせず、ただ事実を確認して判断する。
そうすることで自分の「仕事が終わった」と相手の「仕事が終わった」とが違うときにも相手を責めたり、批判したりせず冷静に支持や判断ができ効率も上がり、そうすることでコミュニケーションも上手くのではないかと思います。
そして日常生活においても、勝手な思い込みが無くなることで「あーんな人とは思わなかった!」や「信じていたのに裏切られたー!騙されたー!」なんて事もなくなるのではないかと思っています。
私は誰より人の話を鵜呑みにして生きてきたように思いますが「あんな人とは思わなかったー!」なんて人を批判しないように、まずは自分自身の思考のバイヤスを正して行きたいと思っています。
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