夏の山里の花と風景2022

山里の四季

今日は8月の山里の風景と花を紹介します。

夏空を象徴する雲いかにも入道雲らしい!入道雲です。よく見るととても美しい自然が作った造形芸術⁉

「つゆ草」「月草」ともいいます。よく見ると不思議な形をしています。色水を作ってアルカリだの酸性だの理科の実験したような定かでない記憶があります。

夏の早朝に咲き一日で萎んでしまうつゆ草。可憐で楚々とした美しさのあるその佇まいに何故か心ひかれてしまいます。

つゆ草は秋の季語で万葉の頃からおおくの歌に詠まれてもいます。

夕されば山のはにいずる月草の うつし心は君に染めてき

                  『亭子院歌会 作者未詳』

「黄花コスモス」群生していてキレイです。

「サルスベリ(百日紅)」百日紅とかいてサルスベリと読むのだそうです。花の姿と同じように綺麗な文字です。「猿滑り」と書くのではなくて良かった。

「盆花」お盆の頃に咲くのでそう呼んでいたような気がします。正式な名前は何という花か知りません….。

昔は近所のどの農家の庭先にも咲いていました。でも最近はあまり見かけなくなりました。

稲の穂も実ってだんだん重く垂れて来ています。最近は稲刈りもずいぶんと早くなりました。

稲刈りといえば10月頃のような気がしていました。今は随分と早くなっています。場所によってはお盆明けくらいに早場米の刈り取りが始まります。8月の稲刈りは本当に大変そうです。

田舎はお盆が来るとトンボが姿をあらわし秋の気配がそこここに感じられるようになります。

街を彩るイルミネーションの代わりに、ここでは季節が移りゆく気配を感じて日々を過ごします。それは田舎暮らしの最高の贅沢の一つだと私は思っています。

とはいうものの、暑さはまだまだこれからが本番です。「暑い暑いと言いながら」今年の夏も負けずに過ごしていましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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