最近の食品の値上がりは、値段に無頓着な人でも目に見えて感じるくらいの上がりようですね。
すぐに出来る節約の一つは食卓(食費)の見直しです。
ご飯食がコスパ最高の食品
食事をご飯食を中心にすると簡単に食費は減らせます。
たとえばラーメン5袋入り350円としたときに1袋70円の計算になります。
カップ麺は1個が150円くらいでしょうか?これを茶碗ご飯1杯と比べたらどうでしょうか?
5キロ1000円のお米→ご飯どんぶり1杯23円
5キロ2000円のお米→ご飯どんぶり1杯46円 くらいになるそうです。
インスタント食品VSご飯食1か月で食費の差が凄い
カップ麺1食分の食費は→ごはん2日分になります。一日三食をカップ麺にした食費は→ごはんでは6日分になります。
では、1か月ならばどうでしょうか?
カップ麺5日分の食費で→ご飯なら1か月分食べられる計算になります。
単純に計算しても、しなくてもお米の方がコスパが良いのはわかりきった事ではありますよね。そしていかに、カップラーメンは贅沢な食べ物なのかがわかって頂けると思います。
インスタント食品は贅沢品
毎日カップ麺!は贅沢生活です。
わが家では非常時用に少しラーメンの買い置きをしています。なにしろ宇宙までも持っていける非常食にはもっててこいの食品です。
お湯を注いだだけで南極でも北極でも食べれる宇宙食レベルの食品なのです。そもそも、そのような食品と家で炊くご飯のコスパと比べるのが間違っていますよ!ですね。
人の知恵と技術の結集!カップ麺の素晴らしさ
・衛生を保つ外側のフイルム(外側のフイルムを見るとその商品の素晴らしいさや企業努力を感じます)
・お湯を注いでも食べる時に熱くないように工夫された容器。
・具の工夫、麺の工夫、スープの工夫 etc…
もう上げればキリがないないほどの知恵の結集、そして私が(消費者が)買うまでの人の手間暇とその価値を考えるとカップ麺の値段150円は安いのかもしれません。
そしてその価値ある宇宙食レベルの食べ物を、日常食にするとコスパは上がってしまいまう。それは当然なことかもしれません。
食品のコストを考えてみる
私には販売用のカップ麺やインスタント食品を自分で作る事は出来ません。カップ麺を自分で作り販売すると考えた時、そのハードルの高さが分かります。
工場で働く人の人件費(工場に来るまでも)、包装代、輸送費などのにも膨大なコストがかかります。自分が作って売ると考えた時、売っている値段ではとても作れないからです。
でも、家で食べる「肉じゃが」なら1食分100円もかからなくて作る事が出来ます。
そしてそれは食品添加物無添加で、時には自宅の畑でとれた無農薬栽培の野菜だったりします。自炊ならすぐ食べるので保存料、見た目を華やかにする添加物もいりません。(だけど食品添加物も保存料もお金(コスト)かかってます。)
本当の贅沢と豊かな食事とは
カップ麺での夕食は贅沢で貧しい食卓であって、けっして豊かな食卓とは言えないでしょう。本当の贅沢とは何なのか、自分に贈る豊かな食事とは何なのでしょう。
昔の日本の食卓は質素だったけど豊かな食卓だったのではないかと思います。日本の食卓には一汁一菜という食のスタイルがありました。
料理研究家の土井善晴先生が「一汁一菜でよいという提案」という本を出されています。食の豊さとは何なのかとても参考になる良書と思います。
一汁一菜で家計を守る
お米とお味噌汁の組み合わせは、バランスのとれた世界でもまれに見る食事だと言われています。
そして主食のお米はどの穀類と比べても値段が安く家計にも優しい。お米とみそ汁とたまに一菜あれば十分です。これにもし納豆でもあれば最強です。
お味噌汁はインスタント食品が世に出回る以前からある、元祖インスタント食品です。ご飯は炊飯器が無くてもお鍋で直ぐに炊けます。コンビニに行く往復に炊けてしまいます(自宅のある場所にもよりますが)
最後に
炊いたご飯を自分で「おにぎり」にすれば、なぜか茶碗で食べるのとは違うなにか「わからない力」が出てきます。
お腹が空いたときにおにぎりを食べておにぎりから力をもらって、力がでれば必ず明日は開けます。
以前ラジオで「コロナ禍で収入が少なくなり毎日カップ麺ばかりの生活です。」という嘆きの投稿があリました。
「カップ麺よりご飯の方が安くて健康にも良いのでご飯を食べて下さい!ご飯を食べて元気出して頑張って下さい!」と私は心の中で叫んでいました。
そんな方に届け!とこの記事を投稿させてもらいます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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