甘いもの(砂糖)を止めた理由と止められた方法

健康

甘いものが大好きな私は、多分、、、もう一生分の砂糖を食べてしまったのではないかと思う、そのくらい甘いものが大好きなのです。

以前はお饅頭など買ってくると一個では満足せずに一度に1袋を全部食べていました。特に和菓子が大好き!

いわゆるジャンクフードやジュース、缶コーヒー、アルコール類などはほとんど口にしません、そのせいか幸い太ってはいませんがそれでも、そのうち糖尿病になるのではないかと危惧していました。

もう止めようと思いながらもついつい食べてしまい何度も何度も失敗、、、その繰り返しでした。

甘いもの(砂糖)を止めようと思った理由

・お砂糖は、中毒性(習慣性)がある。

・疲れると甘いものが欲しくなるけど、砂糖を摂るとかえって疲れる。

・アルツハイマー型認知症になるリスクを高める。

・癌になるリスクを高める。

・体の中の炎症を悪化させる。

・体内の糖化を促進させる。

砂糖の摂りすぎによる健康への悪影響のいろいろな情報を耳にすることで徐々に控えるようになりました。

特に「お砂糖を止めれば10歳若返る!」という本を見かければ、それが本当ならお砂糖を止めて「10歳若返りたーい!」と切に願う日々でした。

 

甘いものを食べなくなった原因は何か

しかしこの頃、不思議なことに、そんなにも好きだった甘いものを何故か今ではほとんど食べなくなっているのに気が付きました。

一生分の砂糖を食べてしまったからでしょうか?

その原因を色々考えてみました。

思えば去年の夏ごろからスイカや柿、みかん、ぶどう、梨、イチジクなどの季節の果物を沢山いただいたり、また昨年は柿が豊作(私は田舎に住んでいます)で一か月近く食べ続けました(笑)

果物がある間は、それを消費するのに必死で(贅沢な話ですが、、、)お菓子を買って食べることが出来ませんでした。

そんな事情で、去年の夏から秋にかけ果物ばかりを食べることになりました。

そうこうしているとお砂糖の甘さを徐々に甘ったるい、、と感じるようになっている事に気が付きました。

つまり同じ糖分でも果物の甘さはいつまでも舌に残ることはなく、甘味の中に旨味も感じられるのですが、お菓子の中に入っている精製された砂糖の甘味はいつまでも舌に残り「甘ったるい」と感じるようになっていったようなのです、、。

今でも甘いものは大好きです、でも食べると甘ったるいので、次は控えようと思う繰り返しで少しづつ少しづつ徐々にお菓子との距離が出来ているように思えました。

ずっと、止めることが出来なかっので、私にとってこの変化は驚きで絶好のこの機に自分に言い聞かせて甘いものを止めることに徹しようと決めました。

甘いものを止めるためにしている事

・お菓子は食べっても「甘ったるい」と自覚する。

元来、和菓子が大好きな私はスーパーに行くと自然と足は和菓子のコーナーに向かい、そこに並んでいるお菓子を見るだけでもう幸せホルモンが出てしまう脳になっているのです(笑)そして、お菓子をカゴの中に入れてまた幸せホルモンの数値が上昇していました、、、、!

今までの私と違うところは、カゴに入れようとしたその時に、心の中で「そのお菓子を買って食べても甘ったるいよ!」と声がするのです。その時、幸せホルモンが充満していた私の脳が「あっ!そうだった、この間も買って食べたけど甘ったるかった、、」と少し冷静を取り戻しお財布にも悪いし今日は止めようと買うのを思いとどまるのです。

・甘いものを中途半端に口にしない。

職場などでありがたいことに、よくクッキーや飴などのお裾分けをいただきます。「塵も積もれば、、、なんとやら」でそれらを口にすることを止めることでも砂糖の摂りすぎを控えられると思い実行しています。

しかし、せっかくのご厚意なのでその場は有難くいただき後で、そっと差支えのない心大らかな甘いものの好きな方に貰っていただいています(とはいえ少し心苦しくはあります。)

・甘いものを周りに置かない

甘いものは目にするとやはり魅力的すぎて心が奪われるので、目に触れないようにします。その対策はお菓子を当然ながら家には置かない、頂いたらお気持ちだけ有難くいただき直ぐに裾分けする。なるべくスーパーには買い物に行かない、などを心がけています。

・自分にご褒美の日を作らない

今日は「頑張ってる自分にご褒美!」などと特別な日を作ってスイーツを食べるなんてことを聞くことがありますが、頑張ってる自分にはストレッチや、ゆっくりお風呂に入ったりして「いつも頑張ってるね!ありがとう」と声をかけてあげて下さい。自分にご褒美=スイーツはスイーツを食べたいだけの言い訳なのだと心得る。

・腸内細菌のことを考える

最近、注目されている腸内細菌ですが糖分の摂りすぎは超環境に良くないらしいのです。私は「私の中の腸内細菌はこれを食べて喜ぶかなー?」と自分に問いかけて「なんだか喜びそうにないからやめておこう」なんてちょっと変かもしれませんがそう思っています。

・食べても罪悪感を持たない

私は完全なシュガーフリーではないので料理にはお砂糖を使います。

ここまで糖分を悪者の様に書いているように思われるかもしれませんが、皆さんもご存じのとおり糖分はエネルギー源となる重要な栄養素です。

ただ現代社会の人々が人類の歴史上かつてないくらいの過剰な糖分摂取量になってコントロール出来てないこと。

また経済活動優先の安価な糖分が横行しそれらを安いと有難く摂取することで体に悪影響が出ているだけの、こちら側の事情なので糖分が悪いわけではないと思っています。

重要なのはコントロール出来る自分になることだと思います。その為の方法として依存から脱却する為にしばらくのあいだ長年お世話になった甘いお菓子とゆるく距離を置いてみることにしました。

甘いものを止めて良かったこと

今の段階ですが、お菓子を止めて良かったことは、大きく4つあります。

・まずお財布の出費が減ったこと(お財布に優しい))。

・スーパーに行って「お菓子を買おうか!いや止めておくべきでしょ!イヤ、買いた~い!」という自分の中で毎回必ず繰り広げられる壮大なるバトルが無くなったこと。(自分でもおかしいのですか長い間の喧騒というか戦いが終わった感があるのです。)

・上記の理由で買い物の時間が減ったこと。

・甘いお菓子のことを考えなくなった(食べたいと葛藤しなくなった)。

今のところ以上なのですが、健康の為に控えているのですから本当はここで健康効果がないとおかしいかもしれませんが今はまだ分かりません。でも上記の4つでも私にとっては本当にうれしい出来事でした。

これからのお菓子との付き合い方

今でも和菓子は大好き!あんこ大好き!です。

決別は出来ないと思います。いえ決別したくないです。

でもこれからは欲しいままに食べるのではなく、健康のことを考えて上手に取り入れ、甘いものに感謝しながら楽しくホッとするひとときの時間を味わいながら美味しくいただき、上手にコントロールできる自分になりたいと思っています。

これは、私一個人の経験また意見なので、当てはまらない方のほうが多いかもしれませんが何かの参考やヒントになったら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。皆様の健康をお祈りしております。

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